介護生活 【夜中の呼び出し】

フィリピンの現実

フィリピンのクリスマスは年明け2日ぐらいまでで クリスマスツリーは1月末まで飾っている。

2日の夜11時に ケアギバーのジュリエットから 

「鈴木さんが暴れてるから 直ぐに私の家に来て!」と呼び出され、息子と一緒に ジュリエットの自宅に向かう。

そこには 沢山の人が山鈴木さんを囲んでいる。

その姿は鈴木さんが小さく見えた…

鈴木さんはイライラして話しを聞く様子もなく

回りの人やジュリエットの家族も「マーム、私達は理解してるから 大丈夫」と 言って私を落ち着かせる。

そう…私の中では 「こんなに親切にしてくれるジュリエット家族と近所の方に申し訳なく それが鈴木さんに 向かって 声に出ていた… 

冷静になると 「そうだなぁ…アパートに一緒にかえろかぁ…」と 声をかけて 鈴木さんとアパートに帰る準備を始めた… 

昼間にも イライラして外に飛び出し、

危ないからダメだよ。と注意をされていた…

みんな 鈴木さんの認知症の理解はあるけど 

注意してしまうんだよね。

いったい 何があったのか?

何故、急に鈴木さんが怒ったのか?

何が原因なのか?

いくら認知症でも 理由があると感じる…

この年の始めは山田さんのサポートが不安から 始まった年だった…

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