クリスマス・ボランティアの下見

ボランティア活動

”たすけびと”ではボランティア活動のH‘roDUMAtiont(ヒーロードメーション)として不定期でボランティア活動をしています

主にドウマゲテから日本に帰国される方から家庭用品を譲り受けたり、ドウマゲテ移住者からの協力で教会等を間に入れずに

直接、寄付するエリアに下見に行き後日商品を直接お届けに行きます。

2023のクリスマスドネーションはセレスバスでドゥマゲから1時間半のシャトン・サクサクエリア

息子のスクールメイトから8歳の女の子が下半身不随で車椅子を希望していると聞いたのでシァトンに決まりました

 

早速 息子と現地に向かい現地のスタッフと合流し女の子の自宅に向かうが車では家の近くまでは行けなく15分程山を登る。ここの貧困エリアには25件程の自宅がある。

なんでこんな山奥にすむのか?

お家を建てる時はどうやってコンクリートや竹をどうやって運んだのか?・・・・・

 

 

到着!

何も聞かされていない家族は私たちの訪問に驚いたが問題の女の子を紹介してくれた。

あれ?男の子やん!!! 

流石!報連相が出来てない!!www

彼は目が大きく可愛らしい男の子。

彼は8歳で生まれつき下半身不随で脳も機能していなく 父親は工事現場で働き1日300ペソの給料で毎日 仕事はなく月平均4000ペソの給料。今年の検査で第3脊髄から第7脊髄に問題があることが判明。

両親はもっと早く検査を受けたかったがお金がなく8年間、原因がわからなかった、

バランガイキャプテンの活動でやっと今年検査を受けることができた。それまでは両親は薬を服用したり、手術を受けたら治ると思っていた。

今年の4月の検査結果で現実を知り、せめて車椅子があれば外に座らせて太陽の光をあびせたいと思うようになった。

その気持ちがやっと私たちの所に届いたと感じた。

彼は私たちが居てなくても居ても理解が出来ていない。

彼のベットは竹で出来たベットで硬くボコボコしていた。

私達は車椅子を持って来る約束をした。

 

次に訪ねたお家はもう倒れれる寸前。

 

トイレ兼バスルーム

 

家の中

 

雨が降ったら雨漏りするし、もう人が住む家ではない

5人家族でおばあちゃんは78歳と子供2人

おばぁちゃんは毎日歩いて1時間かけてほうきを25ペソで売りに行く。

正直ほうきはそんなに売れないと感じる。もう 収入を聞くのも辛く聞けない

旦那は工事現場で同じく300ペソで毎日仕事はない

また少し山登りして3件目 

これでも 子供3人と両親の5人暮らしの家だ。

もう中も見る気は無くなる。旦那は電力会社の下請けで電柱の周りの木を切る仕事

もちろん毎日の仕事ではなく生活は苦しいと私達に訴えた。

雨が降ったらどうするのだろう?

共同で使う水道。

食事に必要な水はココに汲みに来る

井戸から離れた家の人は歩いて5分の所に水を取りに行く

家の入口の手書きのWELCOMEが少し癒される

貧困エリアの特徴は

最終学歴が小学生又は小学生中退。

彼たちは何らかの事情で移住エリアではない所に無断で住み着き

今の自宅が潰れたら追い出され立ち入り禁止になる。そしてまた違うエリアに移動する。

私達が訪ねた時は土曜日で子供たちはが登校日

シャトンの一部は学校が少なく生徒数が多く曜日別で週3日の登校でこの日は子供達には会えなかった

政府の力は弱く貧困層に支援、補助金が出るが上部のアホどもがお金を横領し貧困層には行き届かなく

学歴がないため理解も出来ないので文句すら出ない。

視察が終わり暑さと精神的に疲れたのでおやつタイム

ポテト40ペソ 108円

バーガー55ペソ 149円

スパゲッティ 67ペソ 186円

メンバー4人で合計 458ペソ 1241円

シャトン 安い!!! 

私たちがドウマゲテに来た頃の値段設定。

果物の値段はドウマゲテと同じで野菜は少し安いぐらい

なのに何故こんなに安いのか?ドウマゲテの値上がりが以上過ぎる事実が判明!!

シャトンでは欲しい物は手に入らないが 物価で考えるならシャトンも悪くないかも?

帰りのセレスバスはクーラー無しの100ペソ 271円

家に到着すると私の心が疲れていた。。。。

現地のスタッフと話し合い準備期間を3週間とし、12月8日フィリピンの祝日にドネーションに行くことにした。

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