フィリピンの現実

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介護生活 鈴木さん 眼科に行く

鈴木さんは私達の質問に答えたり、口数も増え、 肘置きがあれば1時間は座れるようになった。 それと同時に鈴木さんが良く目を痒く姿が多くなってきた。 『目が痒いの?』『先生にに見て貰おか?』 『ダメだよ!』『フィリピンの医者はロクなやついない!...
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介護生活 鈴木さん 誕生日

手続きと同時に鈴木さんを面倒見ていたドライバーの様子も明らかになってきた。 医者と看護師にこれは「保護責任者遺棄罪に該当と銀行の通帳残高が小銭程度で 金銭横領で 警察に行きなさい」と言われた。それと同時にドライバーは息子さんに 退職金を求め...
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介護生活1 鈴木さん 出会い

"たすけびと"では 日本人の一人の男性のケアをしていました。   鈴木さんはコロナのロックダウンの中に 脳梗塞で倒れてしまい 認知症となってしまいました。 私達に連絡が来た時にはガリガリで栄養栄養失調で一人では座れない状態 何処の誰だか分か...
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ドゥマゲテで死を迎える(後半)

ドゥマゲテで死を迎える(前半)はこちら 大山さんの親族からの送金が期待出来なくなり パートナーも落ち込む 大山さんの通帳のお金は大腸癌治療費で全て消えていた。 パートナーも10年の仲なのでちゃんと見送ってあげたい… 気持ちは理解で出来る。 ...
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ドゥマゲテで死を迎える

ドゥマゲテ在住日本人から 大山さんが亡くなった連絡が入った。 私は名前ぐらいしか知らなかった方だが 大山さんは私の事は知っていた。 大山さんは 年金暮らしで 贅沢な暮らしではなかった。 フィリピン人のパートナーの一室を借りて住んでいた。 部...